今夏の結果
ようやく今シーズンのニホンイシガメの繁殖結果が出揃ったので、アップします。
今シーズン、無事に孵化したのは、、、
たった3匹でした。
2匹の雌から合計21個の卵が産まれていたのですが、惨敗です。
原因は管理の仕方にあると考えています。
今回、かなりの卵に対し、熱帯魚用ヒーターを使った自作の恒温槽で30度をキープしてTSD♀を狙っていました。
しかし、小さい容器にたくさんの卵を密閉して入れたために酸欠になったからなのか、密閉していたので多湿になり過ぎたからなのか、孵化予定日の10日前くらいに常温管理にしてしまったからなのか、発生が途中で止まって孵化しませんでした。
なんでかなぁ、、、
無事に生まれたのは最初から常温管理だった卵ばかり。こちらは空気穴を付けていたので、酸欠や極度の多湿はなかったはず。
うーん、でも原因ははっきりはわかりません。
ちなみに生まれた3匹は順調に育っています。
2巡目の産卵終了
本日、ニホンイシガメの2nd クラッチがありました。実は3日前にもう一個体の2nd クラッチもあったので、2個体で計4クラッチということになります。
過去の産卵回数から考えると、おそらくこれでおしまい。
ちなみに2nd クラッチの卵はまだ掘り出してません。このまま自然孵化をさせようか迷い中。実は去年も2匹で4クラッチ、計25個の卵を産んでくれたのですが、どういう訳か全滅で、一つも孵化しませんでした。
そこで、今年は以下の改善策を実行!
-掘り出しは産卵当日を避ける
→確実に白濁させるため
-使い回しのバーミキュライトを新品に変える
→雑菌繁殖を懸念
-保管ケースの空気穴を改良しコバエが入らないようにする
→去年は侵入して卵を産みつけられてしまった
-卵の埋め方を少し浅めにする
→酸欠と多湿の防止
その前は何も考えずでも孵化していたんですがね。果たして今年の結果はいかに?